バレリアンルートとは
バレリアンルートとは、バレリアンの根です。古代ローマの頃からある薬草で、睡眠に効くハーブとして重宝されてきました。
厚生労働省のサイトにも以下のように書かれていて、信憑性がありますね。
https://www.ejim.ncgg.go.jp/utility/guide.html
- バレリアンの根と地下茎(根茎)は医薬用として使用されています。
- バレリアンは、古代ギリシアおよび古代ローマの時代から薬草として用いられてきました。歴史的に、バレリアンは不眠症、片頭痛、疲労、胃けいれんの治療に使用されていました。
- 現在では、バレリアンは不眠症、不安症、うつ病、月経前症候群(premenstrual syndrome:PMS)、更年期障害の症状および頭痛に良いとされています。
バレリアンルートの効果
バレリアンは、睡眠の質改善、不安の軽減、PMSの軽減などにとても役立ちます。主に、鎮静効果のある有効成分であるバレレン酸が含まれています。バレレン酸はGABA受容体との相互作用で抗不安薬や鎮痛剤として働くとのこと。
また、睡眠補助薬として作用する植物化合物である、リグナン、フラボノイド、バレポトリエートが豊富に含まれています。
疲労、消化器系の問題、偏頭痛などのバレリアンを使って治療されることがあります。マグネシウム、カルシウム、ビタミンB群などの必須ビタミンやミネラルも含まれていて、一般的な不眠に効く成分が含まれています。
最近妻はバレリアンのお茶を毎日飲むようにしています。こういうやつですね。
1日の摂取量目安
1日の摂取量目安は、 300 ~ 600 ミリグラムです。日本でも臨床実験が行われていて、睡眠の質が改善した報告があります。
男女128人にバレリアン400mgを就寝前に服用したとこ ろ、眠りに就くまでの時間や睡眠の質が改善されたという結果が報告されています。
https://himitsu.wakasa.jp/contents/valerian/
バレリアンルートの副作用
天然のハーブなので副作用は少ないとのことですが、ゼロではありません。以下サイトがとてもわかりやすかったです。
副作用
眠くなったり、興奮気味になったりします。反応が鈍くなるかもしれないので、このハーブを飲んだ後には車の運転や危険な機械の操作は避けるべきです。肝臓にダメージを与えるかもしれませんが、これは薬の製法によるようです。妊娠中の方は飲まないでください。相互作用のある薬
- 鎮静剤
- アルコール
- 避妊薬
- HIVの薬
- がんの治療薬
- てんかんの治療薬や抗真菌剤
- 血液を薄める薬
バレリアンを摂取する際の注意点
バレリアンはとても優れた副作用の少ない、信頼性のあるハーブですが、注意点があります。それは以下です。
- 妊娠中または授乳中の女性は服用しない
- 他の鎮静薬や抗うつ薬を使用している人は服用しない
- メラトニンのサプリと決して組み合わせない
メラトニンのサプリと組み合わせてはいけないというのが衝撃でした。妻は、全く眠れない時にメラトニンのサプリを飲んでいるはず。今日から注意しないと・・。
以下サイトではレモンバームなどの他のハーブと組み合わせて使うのが一般的と書かれています。メラトニンとの組み合わせがなぜNGなのか、簡単には見つけられませんでした。分かり次第追記していきます。
バレリアンの根から抽出したエッセンスは、パッションフラワー、レモンバーム、セイヨウサンザシなどその他の鎮静効果のあるハーブと組み合わせで利用されるのが一般的です。
https://www.arcoiris.jp/inca/leslie/db_lt_Valerian.html
コメント