最初に
妻の睡眠の質、不眠を改善するためにお風呂のシャワーヘッドを塩素除去できるものへ変更して2ヶ月ほど経ちました。JOWERという製品を買ったのですが、実際の使用感や良いところ、悪いところを挙げてみようと思います。特に、不眠を改善するためにという目線となります。
単に使っていて気持ち良いシャワーヘッドとなると参考にはならないかと思います・・。
今のところ、不満点はあるものの、概ね満足しています。
JOWERとは
JOWERとは、水生活製作所が発売している塩素除去が出来るシャワーヘッドです。水生活製作所ではシャワーヘッドの他、キッチンの浄水器や入浴グッズなど水に関わる製品を色々発売しています。
水を専門に扱うメーカーなのでシャワーヘッドにも期待できます。
後述しますが、JOWERは自然由来の活性炭フィルターを使って塩素除去をするタイプのシャワーヘッドです。
結論を先に書くと、妻の不眠自体が大きく改善したということはありません。ですが、塩素除去している場合としていない場合で、明らかに水の質が違うことは僕でも体感できます。具体的には、良いか悪いかはともかく、浄水でシャワーすると、翌日に髪の毛がキシキシしますね(表現あってるかな・・)。
※上位モデルとして、バブリージョワーという製品があります
JOWERを選んだ理由とそれぞれの使用感レビュー
結論を書くと、僕がJOWERを選択した理由は以下です。実際使ってみてどうだったかも書きます。
- 浄水と原水の切り替えが出来る
- お風呂掃除では浄水を使う必要がなく、原水に切り替えて使っています。カートリッジを節約できるので、切り替えられるととても良いと思いました。右図の赤枠部分を持って、右に回せば浄水、左に回せば原水です。
- シャワーヘッドの下の方を回して切り替えるので、シャワーフックにかけたまま浄水と原水を切り替えることは出来ません。ですが、それほど不便には感じていないですね。
身体を洗いながら切り替えることがないので。
- 活性炭のフィルターを使っている
- 後述しますが、塩素除去できるシャワーヘッドのカートリッジには大きく分けて3種類あります。活性炭のフィルターは、塩素除去の観点からは性能的にはやや劣ると思います。ですが不眠を改善するのが目的なので、自然由来のものが良いと考えて活性炭フィルターを使っているものを選びました。
- 値段が比較的お手頃
- 僕がAmazonで買った際は7,705円でした。この記事を書いている時点で、公式サイト通販では11,220円で、Amazonは7,705円です。塩素除去が出来るシャワーヘッドの中では比較的お手頃な製品です。もちろん、高い製品には水が細かいとか色々良い機能がありますが。
- 使用感については、値段に対してどうかという話になりますが、僕と妻の感想的には十分なコスパがあると思っています。
- カートリッジが長持ちする
- まだカートリッジを買えたことはありませんが、公式パンフレットによると、1日200Lの使用で約12ヶ月持ちます。総浄水量は76,000Lです。
※Amazonの製品紹介では総ろ過能力:40,000L、1日100Lで12ヶ月と書いてありますが、公式パンフレットがあるのでそちらが正しいと思います
https://www.mizsei.co.jp/product/js217-w/ - 注意点として、JOWERに限った話ではありませんが活性炭フィルタは最初は塩素を100%除去してくれますが、徐々に性能が落ちていきます。
- まだカートリッジを買えたことはありませんが、公式パンフレットによると、1日200Lの使用で約12ヶ月持ちます。総浄水量は76,000Lです。
JOWERの概要
JOWERの概要は以下のとおりです。公式サイトなどから確認します。気にしたのは、ろ過媒体の種類、総ろ過能力、重量です。
付属品 | フィルター1本(本体内蔵)、シャワーヘッド用アダプター2本 |
取付ネジ径 | G1/2(KVKはK、MYMはMのアダプターをご併用下さい) |
材質 | ABS樹脂、POM樹脂、シリコン |
ろ過媒体の種類 | 繊維状活性炭・ヤシガラ活性炭 |
総ろ過能力 | 76,000L ※Amazonに40,000Lと書かれていますが、公式HPは左記値です フィルターの交換時期は1日1人26分として、12ヶ月 |
穴の数 | 54個(シャワーの場合)、15個(マッサージ水流の場合) |
使用可能水圧 | 0.1MPa~0.5MPa |
重量 | 約260g(フィルター内蔵での本体重量) |
穴数は公式に情報が見つからなかったのですが、実際に数えるとシャワーの際は54個、マッサージ水流の際は15個ですね。シャワーの際は外側の穴から、マッサージ水流の場合は内側の穴から水が出ます。両方同時には出ないので注意です。
カートリッジは約1年が交換目安です。交換しただいたいの目安を記録しておくことができます。
水流はシャワーか、マッサージ水流かの二種類で切り替えが可能です。正直、僕と妻はシャワーしか使っていませんね。
シャワーヘッドを選ぶ基準と注意点
塩素除去のフィルター種類
塩素除去のフィルターは、活性炭、亜硫酸カルシウム、ビタミンCの3種類があります。それぞれ一長一短があります。カートリッジの交換時期は調べた限りでは一般的には
活性炭 >> 亜硫酸カルシウム > ビタミンC
の順に長いのですが、製品によってかなりマチマチです。
カートリッジの維持費用
塩素除去が可能なシャワーヘッドは、殆どの製品はフィルタを定期的に交換する必要があります。
一部、以下のようなセラミックボールを使うタイプはカートリッジの交換は不要とのことです。
ですが、基本的にはカートリッジの交換が必要です。やっかいなのが、各メーカーによって1日あたり何Lの水を使うのかの想定が異なります。1日26L使うのか、8L使うのかでは、交換時期がずいぶん変わります。総ろ過量で判断した方が良いと思います。
JOWERの場合
JOWERの場合、カートリッジ(JS217-K)は公式で以下製品になります。本記事を書いている時点では、1本3,762円(税込み)です。総ろ過量は76,000Lで、1日あたり26L使用で交換目安は1年なので、1年で3,762円です。
サンプル1
例えば以下製品(タカギ(Takagi) シャワーヘッド,JSB222)の場合、総ろ過水量は4,000Lです1日あたり8分使用で交換目安は1ヶ月です。専用カートリッジ(JSC003)は2,759円(税込み)なので、1年で27,590円です。ろ過フィルターは亜硫酸カルシウムです。亜硫酸カルシウムを使ったフィルタにしては交換時期が早いですね。
サンプル2
例えば以下製品(アラミック シャワーヘッド、ICS-24N)の場合、総ろか水量は27,000Lです。公式サイトには1日の目安水量は書いていませんが、ろ過フィルターはビタミンCです。上記亜硫酸カルシウムを使ったシャワーヘッドと同じ水量(1日8L)を想定した場合は、約1年持つことになりますね。
詰め替え用のビタミンCは2,300円(税込み)でしたので、1年で2,300円です。かなりコスパいいですね。
穴の数と大きさ
穴の数が多ければ多いほど、水が細かくなります。これに関してはJOWERでちょっと残念なところでした。穴が多く、穴が小さければ水が細かくなるので、気持ち良いシャワーになります。
シャワーモードにしても、僕にはちょっと水が荒く感じました。
僕はシャワーヘッドを選ぶ際にあまり重要視していませんでしたが、毎日使用するものなのでここも見ておけばよかったなと思いました。
浄水と原水の切り替えが出来るか
カートリッジのランニングコストにもよりますが、僕は結構重要視しました。お風呂掃除は毎日するので、浄水でするともったいないなと思いまして。
妻は終始浄水を使用していて、僕は頭を洗うときだけ浄水にしています。
お風呂掃除は原水ですね。
シャワーヘッド自体の重さ
シャワーヘッドの重さって重要だと思います。特に、女性は思いシャワーヘッドだと大変なんじゃないかと・・
JOWERは活性炭のフィルターで比較的重い部類に入ると思います。妻のりんちゃんは小柄で腕力もありませんが、JOWERはなんとか使えているようです。
大体のシャワーヘッドは重さが書いてあると思いますので、見るべきです。
検討した他シャワーヘッド
一番迷ったのは、JOWERの上位機種であるバブリージョワーですね。
これ注意点は、Amazonで売っている製品は浄水と原水の切り替えが出来ず、公式通販で売っているものは切り替えが出来ます。品番が違うので、切り替え機能が欲しい場合はAmazon以外で買う必要があります。
バブリージョワーもいいなと思ったのですが、総ろ過水量が18,000Lです。JOWERの1/4くらいなんですよね。代わりに穴数も多いし細かい水が出るので、使っていて気持ちのいい水が出るかと思います。
ですが、塩素除去のシャワーヘッドを購入するのは初めてなので、妻と相談した結果、とりあえずJOWERでいいかに落ち着きました。やっぱりカートリッジのランニングコストも重要なので。
まとめ
睡眠の質改善を目的に、お風呂のシャワーヘッドを塩素除去出来るタイプに変えました。2ヶ月ちょっと使った感想としては、少し重く、水圧もやや弱いですが、全体的に満足しています。
- 浄水と原水を切り替えられるのが良い
- 活性炭フィルタを使用しており自然素材なのが良さそう
- カートリッジが長持ちする
- ちょっと重い
- 水圧が少し弱い
コメント