梅仕事の時期に合わせて赤しそジュースを手作りする

最初に

梅仕事の季節になると、スーパーに赤紫蘇が置かれるようになります。赤紫蘇は12種類のアントシアニン、カリウム、ロスマリン酸などが豊富に含まれており、とてもとても身体に良いです。ストレスの緩和や疲労回復、アレルギー緩和など、様々な効果に期待できます。紫蘇の葉は漢方の生薬でも使われており、胃腸を整えてくれます。

シソの葉は、7、8月に採取し、乾燥させて使います。生薬では蘇葉(そよう)または紫蘇葉(しそよう)と呼び、分類は「辛温解表薬」、香蘇散という漢方薬に配合されています。咳や喘息に良い神秘湯にも配合され、気の滞りによる食欲不振、吐き気、腹部の膨満感に良い半夏厚朴湯にも使われています。

http://www.hal.msn.to/kankaisetu/chuyaku060.html

紫蘇のパワーで妻の不眠を解消すべく、作った赤しそジュースの作り方をメモしておきます。

用意するもの

赤紫蘇1袋、天然水1Lで作ると、出来上がりは600mlくらいです。

  1. スーパーで売っている赤紫蘇:1袋
  2. しそジュースを入れるピッチャー
  3. 天然水:1L
  4. 甘み成分:砂糖、蜂蜜、オリゴ糖、黒糖など
    • 甘さは入れるものによって調整します。僕は、蜂蜜75g、オリゴ糖125g、マスコバド糖を25g入れました
    • 2023/09/14追記
      砂糖は一切入れずに作り、飲む際に梅シロップを溶かすという方法もあります
      妻はこれが一番美味しいと言っています♪そして、赤紫蘇ジュースを作るのがとても簡単になるというメリットもあります。
      https://rinflat.com/sleeplessness/handmade_plumsyrup/
  5. クエン酸粉末:小さじ1.5
    • 食用のクエン酸を使います。僕は以下のクエン酸を使いました

作り方

1.紫蘇を茎から外して葉っぱだけにする

スーパーで買ってきた赤紫蘇には茎が付いているので、葉っぱをちぎって集めます。

赤紫蘇1袋
茎が付いている

全部ちぎって、ボウルに入れます。

赤紫蘇の葉っぱをボウルに入れる

2.水で洗う

水で洗います。ボウルに水を入れて、じゃぶじゃぶ洗って、ザルにあけるを2,3回繰り返して洗います。

赤紫蘇を水で洗う

3.フライパンで1Lのお湯を沸かす

フライパンか、鍋で天然水の水で1Lのお湯を沸かします。水道水でも良いですが、天然水を使った方が美味しくなると思います。

天然水で1Lのお湯を沸かす

4.赤紫蘇を投入して4分煮出す

お湯が沸いたら、洗った赤紫蘇を全て投入します。投入したら4分間煮出します。

赤紫蘇を入れる

途中、シソが浮いてくるので、箸などで沈めながら煮出します。少し煮出してると、赤色が抜けて緑色になってきます。

赤紫蘇の色が抜けて緑色になる

5.ボウルにあけて、更に紫蘇の葉を搾る

4分間煮出したら、ザルとボウルにあけます。

ボウルにあける

紫蘇に水分がたくさん含まれているので、手袋をして、赤紫蘇をぎゅっと搾ります。熱いので注意します。

赤紫蘇を搾る

6.ジュースに入れる糖分を測る

※飲む際に梅シロップを混ぜる場合は、砂糖は一切入れなくて良いですのでこの手順は不要です。8項のクエン酸を混ぜる手順に進みます。

ジュースに入れる糖分を測ります。僕は、以下を入れました。オリゴ糖を一番多く入れたのですが、オリゴ糖は甘みが少なくて、結構多めに入れないと甘くなりませんでした。
きび砂糖や黒糖だけであれば、もっと少なくて良いと思います。味見しながら甘さを調整します。

  1. 蜂蜜:75g
  2. オリゴ糖:125g
  3. マスコバド糖(黒糖):45g
蜂蜜、オリゴ糖
マスコバド糖

マスコバド糖はAmazonでも購入できます。蜂蜜は、クローバー蜂蜜を使いました。

7.フライパンで弱火で温めながら混ぜる

ボウルに入れていた赤しそジュースと、糖分を全てフライパンに入れて弱火で温めながら溶かします。

弱火で温めながら溶かす

8.クエン酸粉末を混ぜる

最後に、クエン酸粉末を混ぜます。梅干しを作る過程でもクエン酸を使って色を付けますが、アレと同じですね。クエン酸を入れると一気に色が鮮やかになります。画像はフライパンが黒いので分かりづらいですが、かなり色が変わっています。

使ったクエン酸は以下です。

https://amzn.to/3oLfDAn

9.完成

冷まして完成です。少量取ってみると、とても鮮やかな色になっています。

完成

ピッチャーに入れて、冷蔵庫で保存します。あまり長期間は保存できないので、1週間以内に飲みきります。

ピッチャーに入れて冷蔵庫で保存する

まとめ

しその渋みがありますが、やや甘いジュースになります。紫蘇の成分が溶け出していて、とても身体に良さそうですね。赤紫蘇がスーパーに並んでいる時期しか作れないですが、今後も作っていこうと思います。

しそジュースを作った後の紫蘇の再利用

ジュースを作った後の紫蘇は、僕は紫蘇の粉を作りました。梅干しのエキスに浸かっていないので、正直、味は結構落ちますが、紫蘇の葉を全部すてるのはもったいなかったので・・
ご飯にかけたり、おにぎりのふりかけとして使うと美味しいです。

紫蘇の再利用
紫蘇の再利用

ちょっと粒が粗かったかな💦
麺棒とかでもっと細かくすればよかったですね。

紫蘇を再利用して作った紫蘇の粉

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