HHKBについて
僕は大学生の頃にLinuxに触れて、研究室内でエディタはEmacs派は、Vim派かで別れていました。そして僕はVim派でした。Linux+Vimを使ううえで、PFU製のHHKB(Happy Hacking Keyboard)がすっごい使いやすく、今でも仕事では個人的に買ったHHKB professionalを使っています。
そしてこの記事を書く際に調べて知ったのですが、現在はLite版ってもう売っていないのですね。Liteも持っていますが、大事にしよう・・。
HHKB Professionalのキーボードとしてのタイプ
HHKB Professionalは、いわゆる「メカニカルキーボード」で、「静電容量無接点方式」になります。
メカニカルキーボードとは、各キーがそれぞれ独立した構造をしているキーボードのことです。
静電容量無接点方式については、HHKBの公式ページに解説があります。
静電容量無接点方式はキーボードにおける最上級のスイッチング方式の一つです。一般的なキーボードに多く採用されている「メンブレン方式」が電極端子を押しつけ、接触させることによって(有接点で)スイッチングするのに対し、静電容量無接点方式では円錐スプリングを押し下げることで発生する、電荷の容量値変化によって(無接点で)スイッチングします。後者のほうが理想的なキータッチの実現に向いていると同時に、接点がないためチャタリングが発生せず、耐久性にも優れているため高級キーボードにはうってつけです。
https://happyhackingkb.com/jp/history/page4.html
1日の平均タイプ数
僕は仕事用のPCに「タイプ数カウンタ」というソフトを入れています。僕が仕事で1日にタイプするのは約13,000です(1361日間の平均)。全体としては通算で約1,780万タイプしています。そんなタイプ数カウンタの現在の状態がこんな感じです。
一番多くタイプされているのがEnterで、2番目がBackSpace・・恥ずかしい💦
タイプ数を見ると、今日は仕事がんばれているのかが、大体わかります。まぁ、調べ物メインになることもあるので、その場合はキータイプ数ではなくマウスクリック数が多くなるのですが。
HHKB Professionalの耐久性に驚いた話
上記のとおり、一番タイプ数が多いEnterだと約160万回タイプされています。
キーボードの一般的な寿命ってどれくらいなのかな?と思って調べてみると、寿命は5年と書いてあるサイトがありました。
キーボードの寿命は5年ほどで、故障するとキーをタッチしても反応しない、押してないキーが入力されるなどの症状が出ます。
キーボードの故障も、液晶ディスプレイと同じように分かりやすいでしょう。
https://www.4900.co.jp/smarticle/23931/#:~:text=%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82-,%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AF5%E5%B9%B4%E7%A8%8B%E5%BA%A6%E3%81%8C%E5%AF%BF%E5%91%BD,%E3%81%AE%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
まぁでも正直、HHKBに限らず、キーボードが壊れたってことは高校生の頃からパソコン使っていますが、一度も壊れたことはないですね。
一方、HHKBのようなメカニカルキーボードは、10年ほど持つと書いてあるサイトが多いですね。
僕がHHKB Professionalを購入したのが2016年です(ちなみにLiteは2007年に買っています)。メカニカルキーボードの寿命から見ると、あと数年で壊れる可能性が!?と思って調べてみました。そして、公式サイトにはっきりと以下のように書かれていました。
HHKBには耐用年数などは決まっていません。
https://happyhackingkb.com/jp/life/hhkb_life10.html#:~:text=HHKB%E3%81%AB%E3%81%AF%E8%80%90%E7%94%A8%E5%B9%B4%E6%95%B0,%E6%80%A7%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
キースイッチには静電容量無接点方式を採用しており、1つのキー当たり3,000万回の耐久性を持っています。
1つのキー当たり3,000万回!!!!!!?????
現在、7年ほどかけて、一番多いEnterでも約160万タイプです。ということは、3000万タイプするためにはあと約130年かかりますね。人の寿命を超える耐久性を持っているということに驚きました。
HHKB Professionalは、正直高いです。僕が買った時はAmazonで約22,000円でしたが、現在は1.5倍くらいしますね・・。
ですが、タイプのしやすさ、疲れにくさ、一生使える耐久性と考えると、決して損しない一押しのキーボードだと思っています。
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